ハッキリ・スッキリしない不快症状

2011.09.09

女性に特徴的な症状である肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、生理不順・生理痛、目の下のクマ、吹出物、あざ(皮下出血)、下肢静脈瘤などに効き、肌を美しくし、美容剤としても用いられる桂枝扶苓丸という漢方薬があります。これは漢方では駆癖血剤、つまり鬱血を駆逐する(よくする)薬です。鬱血の「鬱」は「滞る」という意味で、西洋医学的にいうと、「鬱血」は静脈の血行不順のことです。よって鬱血の状態になると、体表(肌)の血行が悪くなって起こる顔面の肌の赤み(毛細血管の拡張)、紫色の歯茎、目の下のクマ、手のひらの赤み(手掌紅斑)、あご(体表の毛細血管からの出血)、痔(肛門の痔静脈の血行不順)、下肢静脈瘤…などの種々の他覚症状が出現するわけです。「鬱血」=血行不順は「冷え」が大きな原因になりますし、運動不足も一因になります。なぜなら、運動することは、筋肉が動くことであり、筋肉が動けば筋肉の収縮と弛緩に連動して、筋肉内の血管が収縮したり拡張したりする(『Milking・Action=乳しぼり効果』)ことで血行がよくなるからです。さらに、血液中の成分が多すぎ(まれに少なすぎ)たり、老廃物が多くなりすぎると血液がトロトロし、血行不順を来たすこともあります。

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こうして、血液の循環が悪くなる(鬱血…血行不順)と、小川のせせらぎもせき止められるとドブ川になるように、血液の中も余剰物や老廃物が多くなり、血液が汚れ、「汚血」の状態になってきます。汚れた血液が全身60兆個の細胞に四六時中接すると、細胞が傷み、種々の病気が発生してくる危険が高まってくるので、その汚れた血を何とかしようとする反応が起こってくるわけです。その反応の一つとして出血があります。よって、鬱血があるときは、あごや鼻血、歯茎からの出血、痔出血や生理のときの出血過多など、「出血」の症状が出てくるわけです。汚れた血を外に出して、血をキレイにしようとする反応と考えでよいでしょう。よって、こうした女性特有の種々の症状を予防・改善し、美肌をつくるためには、鬱血を改善し、血液をきれいにして、血行をよくすることが大切になってきます。