高等教育機会の選択によって費用は異なる

2011.11.29

単なる進学か否かと特に区別するために、こうした具体的な教育機会の選択を指して、「高等教育機会の選択」と呼ぶことにしたい。実際に高等教育機会によって、費用はどれくらい異なるのかみてみよう。なお、公立大学の場合には、国立大学と学費はほぼ等しいので、以下では国立大学と私立大学のみ説明することにする。二〇〇六年度の一年間の学生生活費は、最も安い国立大学自宅通学の場合で、学費約七〇万円、生活費約三五万円で合わせて約一〇五万円となっている。次いで、私立大学自宅通学の場合には、学費約一三二万円、生活費約四〇万円で合わせて約一七二万円となっている。国立大学アパートの場合には、学費約六四万円、生活費約一言一万円で合わせて約一七七万円と私立大学自宅とほぼ等しくなっている。最も学生生活費がかかるのは、私立大学アパートの場合で、学費約一三五万円、生活費約一二一万円で合わせて約二四七万となっている。最も安い国立大学自宅の場合と最も高い私立大学アパートの場合では、約二・四倍、金額では約一四二万円もの差がある。このように、どのような高等教育機会を選択するかによって、必要な費用は大きく異なる。

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