世の中には、いわゆる成功法則・成功体験に関する本がたくさんあります。私もその手の本をたくさん読んできました。しかし実体験から言わせていただくと、それらの本のどれよりも今回私が体験した「失敗」に勝るテキストはなかったと思います。それは、「成功」というのは複雑な要因が重なったり、特殊な環境だったり、参入タイミングがたまたまよかったりとさまざまなケースがあり、また偶然、ということがあり得るのに対して、「失敗」は、今回の私の体験をはじめ、いろいろな方からのアドバイスを総合すると、さほど多くないいくつかのパターンによって引き起こされているケースがほとんどだったからです。また「失敗」には偶然はあり得ません。すべて必然であり、当然の結果起こるのです。現在ではありかたいことにセミナーや講演の依頼を多くいただきます。正直、失敗体験をお話しさせていただくことに抵抗がないか、と言われますと「ある」と言わざるを得ません。それを半永久的に残る書籍にするのですから、恥ずかしさは言いようもないものがあります。また、できる限り具体的に状況をお伝えするために、利益率や各種財務シート、売上原価表も可能な限り掲載しています。その関係で私が運営しているネットショップのお客様にも不快な思いをさせてしまうかもしれない、というリスクを感じています。